令和元年12月23日
利昌工業株式会社

コンバーティングテクノロジー総合展

新機能性材料展 2020

工業用「巻き芯」を出展いたします

 

booth

▲2019年の当社展示小間

 来る1月29日(水)から3日間、東京ビッグサイトで開催される、コンバーティングテクノロジー総合展に出展いたします。

 利昌工業は「新機能性材料展」のエリアにブースを構え、熱硬化性樹脂の工業用「巻き芯」を展示いたします。

 これは、高機能フィルムや極薄箔などの製造現場で、製品を巻き取る際に使用されるFRPコアです。

 これまでに多くの採用実績があり、不良の削減や生産効率の向上、あるいは廃棄物の削減などに貢献しています。

 小間番号は「西3ホール/3W−G19」です。期間中は、営業スタッフに加え、技術スタッフが常駐して、皆様のお越しをお待ちしております。

 

 なお、こちらの資料もご参照いただきたく、ご案内申し上げます。

 


【主な展示品】

glass_epoxy

▲ガラスエポキシ積層管の巻き芯
 エポキシ樹脂をガラス布に含浸させた基材(プリプレグといいます)をつくり、これを鉄芯に強固に巻き上げて作るFRP管です。

paper_phenolic

▲紙フェノール積層管の巻き芯
(ガラスエポキシのフランジで強化されたタイプ)
 フェノール樹脂を紙に含浸させた基材(プリプレグといいます)をつくり、これを鉄芯に強固に巻き上げて作るFRP管です。

二層管

 

二層管

 

▲二層管

 

  

 2種類以上の異なる基材を、同心円上に巻き上げた巻き芯です。

 タフな内層とデリケートな表面をあわせ持つ巻き芯など、用途に応じた巻き芯をご提案します。

 積層管を巻き芯にご採用いただくメリットのひとつです。


二重管

 

二重管

 

▲二重管

 

 チャックの径に合わせた内層管と、所定の外径、あるいは巻き取る材料に相応しい表面状態に仕上げた外層管を、フランジでカップリングした中空構造の巻き芯です。

 吊り下げベルトやリフトの爪があたる部分にリブを入れて補強することもできます。

 径が太い巻き芯は、極薄材料を巻き取る際の「しわ不良」対策に有効です。ご使用中の巻き芯を手軽に「インチアップ」することができ、さらには軽量化も実現しますので、ぜひご検討いただきたくご提案申しあげます。


ゴム巻き芯

▲ゴムライニング付き巻き芯
 

 極薄の材料を巻き取ると、保管中などに「巻き締り」が生じて、巻きはじめの段差や、層間に入った気泡のふくらみが、その後の幾層にもわたって転写されることがあります。

  ゴムライニングつき巻き芯をご利用いただくと、この転写が緩和され、材料ロスの低減に有効です。