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電気絶縁材料・工業材料

リショーライト積層管 巻芯材料への展開

 

リコセル

 

機械的強度に優れ、発塵がない熱硬化性樹脂積層管を、紙・機能性フィルム・金属箔などの巻芯にご利用いただくセールスプロモーションを展開中です。
単層管に加え、二層管、二重管など多彩なラインナップで生産効率アップ・不良低減・コスト削減・環境対策などのお手伝いをいたします。

 

 

■メリット

  • 強度に優れるので、巻芯のたわみによるシワ不良の低減がはかれる
  • 巻芯自体からの発塵がないので、クリーンルームでの使用に最適
  • 巻き取り量の増加が図れるので、取替えにかかる時間的ロスの低減となる
  • 繰り返し使用できるので、トータルでコストダウンとなり、環境対策にも寄与できる

 

■二層管

  • タフな内層とデリケートな表面をあわせ持つ巻芯など、管全体のレベルアップが図れます。
  • 熱硬化性樹脂管を巻芯にご採用いただくメリットのひとつです。
二層管 二層管 二重管

内層:紙フェノール
外層:ガラスエポキシ

内層:ガラスエポキシ

内層:紙フェノール

    二層管ラインナップ

 

■二重管

  • 駆動シャフトの径に合わせた内層管と、所定の外径に仕上げた外層管をフランジでカップリングした、中空構造の巻芯です。
  • 全体の軽量化がはかれ、巻芯のサイズ変更に柔軟に対応していただけます。
  • フォークリフトのクランプや、吊り下げベルトがかかる部分にリブを設置することにより、必要な部分のみ強化することも可能です。
二重管

 

■表面加工も承ります

導電性塗装(静電気対策)、ウレタン塗装、ゴムライニングなど、材料にあわせた表面加工も承ります。
ウレタン塗装 導電性塗装 ゴムライニング 表面加工

▲ウレタン塗装

▲導電性塗装

▲ゴムライニング

▲表面加工

 

■データ

荷重に対しての曲げたわみ量の特性について、リショーライト熱硬化性樹脂積層管(紙フェノール管・ガラスエポキシ管)と、その他の材料で特性比較試験を行いました。

▼曲げ試験方法

試験方法

◆試験結果

試験結果
管の種類 曲げ強さ 圧縮強さ 引張り強さ 吸水率 比重
MPa MPa MPa
ガラスエポキシ樹脂管 340 180 300 0.100 1.80
紙フェノール樹脂管 127 139 120 0.461 1.31
塩化ビニル管 ☆27 56 44 0.024 1.38
ABS樹脂管 82 46 34 0.174 1.04
紙管 17 10 96.440 0.79
☆最大強度を示さなかったので、変形が著しくなる時点の値としました。

【試料サイズ(mm)】

  内径 外形 長さ
紙フェノール管 φ76.2 ×φ90.2 ×480
塩ビ管 φ76.4 ×φ90.2 ×480
ABS管 φ77.0 ×φ88.0 ×480
紙管 φ77.0 ×φ94.8 ×480

 

◆リング曲げでの変形(最大強度時)

▲リショーライト
紙フェノール管
▲塩ビ管 ▲ABS管 ▲紙管