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エポキシモールド電気機器

進相コンデンサ用放電コイル

進相コンデンサの残留電荷をすばやく消散

 

 コンデンサを回路から切り離しても、内部には電荷が残留しています。

 この状態で保守点検や再投入をするのは非常に危険です。

 放電抵抗付高圧進相コンデンサの場合、コンデンサ開放5分後に残留電圧は50V以下になりますが、さらに放電コイルをコンデンサ回路に接続しておけば、残留電荷は放電コイルに消費されてごく短時間に消滅します。

  これにより、保守点検をより迅速かつ安全に、また自動開閉運転時の再投入インターバルをより短時間に行う事ができます

 

rishocast

 

放電コイル

 

 

接続例

▲放電コイルの接続例(赤枠内)

 

☆直列リアクトルによる過電圧を避ける為、放電コイルは直列リアクトルの電源側に接続してください

寸法図

放電特性

定格電圧で運転されている進相コンデンサを回路から切り離したとき、 端子電圧が50V以下になる時間が5秒以下

放電回数

  • 1分毎に放電させたとき 5回
  • 5分毎に放電させたとき 連続

共通仕様

準拠規格 JIS C 4902-3:2010
使用場所 屋内
標高 1000m以下
温度種別 -20/B
耐熱クラス E種
相数 3相(V結線)
周波数 50Hまたは60Hz

最高許容電圧

電圧倍数
許容印加時間
1.10
24時間のうち12時間以内
1.15
24時間のうち30分以内
1.20
5分以内
1.30
1分以内

種類と型式

型名
絶縁強度
回路電圧
放電容量

適用

コンデンサ容量

RD-601N
16/45kV
3300V
1000kvar
〜1000kvar
22/60kV
6600V

上記以外の放電コイルも設計・製作いたします。

 

ご注意

 直列リアクトルによる過電圧を避けるため、放電コイルは、直列リアクトルの電源側に接続してください。