JIS C 4902 試験結果

 

 JIS C 4902-1:2010(高圧および特別高圧進相コンデンサ並びに附属機器)に基づいた、社内試験の結果を一部ご報告いたします。

 

試験した製品の仕様:100kvar、50Hz、L=6% 対応品

 

■損失率温度特性試験

 

定格電圧において0.040% 以下であること

 

■試験結果

温度(℃) 32 40 50 60 70 判定
損失率(%) 0.026 0.025 0.020 0.019 0.018 合格

 

 

■温度上昇試験

 

定格電圧を連続して加え温度上昇が25℃以下であること。

 

■試験結果

温度上昇(℃) 判定
上部 中部 下部
2.8 3.7 1.8 合格

 

 

■自己回復性試験

 

 定格電圧の2.15倍の交流電圧を10秒間印加する。

 自己回復が5回より少ないときは、電圧を徐々に上げていき、自己回復が5回起こればそこでやめ、少なければ定格電圧の3.5倍まで上げ続ける。

 試験終了後、外観を調べ、静電容量を測定し異常なきこと。

 

■試験結果

外観 試験前後での静電容量変化率 判定
異常なし 0.1%以下 合格

 

 

 

■短絡放電性試験

 

 任意の2端子間に定格電圧の4/√3倍の電圧を印加し、ギャップを通じて10分間に5回の放電を行った後、5分以内に、端子相互間の耐電圧試験を行い、続いて外観を調べ、静電容量を測定し異常なきこと。

 

■試験結果

  端子相互間耐電圧 外観 静電容量(μF) 判定
試験前 異常なし 異常なし 3.39 合格
試験後 異常なし 異常なし 3.38