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謹んで新年のご挨拶を申しあげます。本年も昨年同様ご高配、ご愛顧を賜りますことを心よりお願い申しあげます。
さて、当社は昨年創業90周年を迎えました。その節目の年にあたり社長交代を行いました。私事ではございますが、私自身50年にわたる社長業を終え、代表取締役会長兼CEOに就任いたしました。
CEOを兼任いたしましたのは「長年にわたる経営者としての経験を次期社長および役員に少しでも役立てることができるなら」という気持ちで、昨今の大変厳しい経済状況に鑑み、経営の責任を今しばらく担おうと考えたからであります。
特に現在、わが国の経済を取り巻く環境は厳しく、困難な事態が次々と目白押しで起こってきております。即ち、輸出に大打撃を与える「円高の問題」、大震災の影響を受けての「電力不足」の心配、競争相手国に比して「大変高い法人税」、原子力発電の代替としての火力発電等から出る「CO2の問題」、厳しい我が国の環境規制、雇用規制等であります。
また、技術面より見た場合には、技術の進歩の加速で商品のライフサイクルが短くなり、さらにはグローバル化によるサプライヤーの交代等々、困難な事態は今後も次々と起こりうることと思われます。一例として、我が国の「液晶テレビ」、「プラズマテレビ」がその事を物語っております。
我々といたしましては、その事を踏まえ、開発スピードを重視し、グローバル化に対応するためのマーケティングに力を注ぎ、ユーザー様が本当に必要とされることをより早くかつ適確に掴み、ご期待に副う努力を一段と高めてゆく所存でございます。
当社の来るべき100周年に向かっての初年度にあたる本年、創業時の創業者の苦労を思い起こし、皆様方のご支援のもと、一歩一歩着実に進んでまいりたいと願っております。
何卒、本年もご叱正、ご指導を賜りますことを心よりお願い申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。 |