■はんだクラックが生じるイメージ
下図の上段に、アルミベース基板材料の上に電子部品が搭載されるようすを示します。
この状態でアルミ板が熱膨張すると、その上にある回路も絶縁層を介して熱挙動を示しますので、はんだつけの部分にストレスがかかり、クラックが発生します(図の中段)。
1度だけの熱膨張でただちに、はんだクラックが生じるものではありませんが、自動車のエンジンルームのように、激しい温度変化が繰り返し生じるような場所では、アルミ板の膨張と収縮が繰り返されるため、はんだクラックが生じる可能性が高まります。
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