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■10年ごとに社史・記念誌
本年10月、おかげさまで利昌工業は創業100周年を迎えます。
利昌工業では1971(昭和46)年の創業50周年以降、10年の節目ごとに社史あるいは記念誌を発行してまいりました。
そしてただいま『三代でつないだ利昌工業一〇〇年史』を鋭意編纂中です。
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■手に取り易さにこだわった装丁
90年史の制作でもお世話になった日経BP社より発行するもので、写真をふんだんに盛り込んだフルカラー500ページ程度の書籍に仕上がる予定です。サイズはA5版ですから、社史としては小型です。さらにページを繰りやすくするため、あえてソフトカバーで装丁するなど、手に取っていただき易く、通勤の途中で読んでいただくことを意識した体裁にしております。
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■回想にスポットを当てた紀伝体
社史と言えば、出来事などが時系列的に、かつ客観的に記された、いわゆる「編年体」の形式をとるものが多いかと存じます。
利昌工業においても先の90年史に、ここ10年の出来事をダウンロードすれば100年史ができるわけですが、今度の社史は代表取締役会長兼CEOである利倉晄一が、これまでの回想を問わず語りに語ったエピソードにスポットを当てた「紀伝体」の形式をとっています。
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■実経験にもとづいたビジネス書として
利倉晄一は1951(昭和26)年の入社ですから勤続70年です。さらにそのうちの60年間は、今日まで代表取締役として経営の第一線で陣頭指揮を執ってまいりました。この間、次々と降りかかる困難に、一担当や一社員ではなく、経営者として真剣に対峙し、利昌工業を守り抜いた者が語る言葉、そしてその考え方は示唆に富み、社史でありながらも、読み応えあるビジネス書の一面があります。
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■100年をアップデート
さらに今度の社史では、その製品が発売されるまで、あるいはその問題を解決するまでのストーリーや、それに取り組んだ社員の奮闘など、これまでの社史には掲載されなかったエピソードがドラマチックに語られており、社員が読んでも非常に新鮮です。既刊の社史をアップデートしたユニークな100年史になるものと期待しております。ぜひ、ご一読いただきたくご案内申しあげます。
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