■4年ぶりの開催
先日、ドイツ・ミュンヘンの国際見本市会場(メッセミュンヘン/Messe Munchen)にて、「electronica 2022/国際コンポーネント・システム・アプリケーション専門見本市」が開催されました。
初回の開催が1964年と、歴史ある展示会で、1975年からは「productronica/国際電子部品製造機器専門見本市」と交互に隔年で開催されています。
日本展示会協会様のウェブサイトによるとメッセミュンヘンの展示会場面積は18万uと東京ビッグサイトの約1.3倍です。
前回(2020年)はCovid-19に鑑みオンラインでの開催でしたので、4年ぶりのレギュラー展示会となり、「セミコンヨーロッパ2022」も同時開催されました。
■世界各国から多くの出展と来訪
主催者発表によると、今回の展示会には48か国から2144の企業や団体が出展(64%はドイツ以外から)ここに100か国から約7万人が訪れました。
このうち54%はドイツ以外からの来訪で、多い順にイタリア、オーストリア、フランス、イギリス(連合王国)、スイス、アメリカ、イスラエル、スペイン、トルコ、スウェーデンです。
それでも前回と比べて、出展社で約30%減。来訪者で約14%減だったのですから、Covid-19の1日も早い収束を祈ってやみません。
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