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■パイプとハニカムサンドイッチパネルで製作
　さる7月16〜19日、インテックス大阪にて「未来モノづくり国際EXPO 2025」が開催され、約1万7千人の来訪で賑わいました。
　川村義肢株式会社様(大阪府大東市/以下、川村義肢さん)のブースでは、利昌工業のセルロースナノファイバー（CNF）100%の部材で製作された車いすが展示されました。
　座面やフットサポート（あぶみ）、サイドガードにCNF-100%のハニカムサンドイッチパネル。フレームにはCNF-100%のパイプが採用されたもので、車いすテニス向けのコンセプト品も展示されました。

■走り出しがスムーズ
　川村義肢さんによると、CNF車いすは、振動の吸収性にすぐれ、走り出しがスムーズに行えるとのことです。この先さらなる改良が進むことで実用化され、利昌工業のCNF部材が「いのち輝く未来社会のデザイン」に貢献できれば幸いです。