Products News 295

2024年10月10日

利昌工業株式会社


ラインナップ


照明のLED化を達成
 LED電球の生産データが経済産業省の生産動態統計調査に初登場したのは2017(平成29)年。このおり2013年にまで遡って掲載されました。
 2013年と2023年を比較すると、LED電球の生産数量は約2.4倍。いっぽう白熱電球のそれは約14%に減。40Wの直管蛍光灯も約28%に減です。
 これらのデータに鑑み、さらには多くの皆様がLED照明のもとで本稿をご覧であると思われることから、オフィスや工場部門における照明のLED化は、ほぼ達成されたものと推察します。
 この夏、未曾有の酷暑にもかかわらず停電の要請などなく、なんとか凌げたのもLED照明の普及が少なからず貢献しているものと思われます。
四半世紀の実績
 リショーライトLED搭載用白色プリント配線板材料が本誌に初登場したのは、今世紀はじめの2001(平成13)年7月号/No.141です。
 当時のLEDはスイッチの位置や機器の稼働状況などを光って知らせる「インジケータ」としての役割が専らで、LED照明が普及し始めるのは、前述のごとく、東日本大震災を経た2013年頃です。
 LED素子のサイズは砂粒ほどで、定尺(1m角)のプリント配線板材料があれば、無数のインジケータが製造できます。おのずと多くの出荷枚数は期待できず、普及が順調に進まないかぎり、収益はおろか開発費の回収すら見込めません。


 それでも利昌工業の社是である「技術開発を通じての社会貢献」を胸に、LED照明が普及しはじめる10年以上も前に、白色プリント配線板材料の開発がスタートしました。
 そして今日。ご需要家様からのご指摘やご要望に応え、四半世紀にわたるブラッシュアップを重ねた結果、コストや用途に応じたラインナップが充実。多くのご愛顧を賜っております。


詳細は、PDFファイルでご覧頂けます。
当、Products Newsは、「RISHO NEWS 235号」より抜粋しました。
LED搭載用 白色プリント配線板材料(PDF 1.73MB)



利昌工業株式会社