Products News 300

2025年10月10日

利昌工業株式会社


金属ベースプリント配線板材料(IMS)
 電気自動車の電力変換装置や、産業用LED照明などのプリント基板には、パワー半導体や高輝度LEDといった稼働時に高い熱を発する部品が搭載されます。 内部温度が175℃前後になるものもあり、機器の高機能化や小型化が進んで部品の搭載数が増えると、さらに全体の発熱量も増加します。
 この熱は、機器の誤作動や寿命の短縮を招きますので、これを効率よく放散させるために金属ベースのプリント配線板が注目されています。
 このタイプの基板はIMS(Insulated Metal Substrate)と表記されることが多く、そのメタルには銅やアルミニウム、鉄などが採用されます。なかでも軽量かつ比較的安価なアルミのIMSは様々な用途で使用されています。
 一般的なアルミIMSはアルミ板の表面に絶縁樹脂の層を形成し、その上に回路形成用の銅箔を配した3層構造の複合材です。銅箔(回路)に搭載された部品が発する熱を、樹脂層を介してアルミ板へと逃がすわけです。


絶縁樹脂層に熱伝導性を付与
 アルミ板は熱伝導性に優れますが、部品が発する熱は、絶縁層を介してアルミに伝わります。このため複合材であるIMS全体としての熱伝導特性は、絶縁樹脂層の熱伝導率に大きく依存します。
 ところがあいにく、電気絶縁性と熱伝導性は互いに相容れない関係。そこで絶縁樹脂に熱伝導性もつ無機充填物を配合します。
 ただこうすると、樹脂が硬くなる。あるいは充填物が満遍なく樹脂に混ざっていない。といったことによる不具合が生じます。




詳細は、PDFファイルでご覧頂けます。
当、Products Newsは、「RISHO NEWS 239」より抜粋しました。
5W/mK はんだクラック対策プリント配線板材料(PDF 2.61MB)



利昌工業株式会社