■金属ベースプリント配線板材料(IMS)
電気自動車の電力変換装置や、産業用LED照明などのプリント基板には、パワー半導体や高輝度LEDといった稼働時に高い熱を発する部品が搭載されます。
内部温度が175℃前後になるものもあり、機器の高機能化や小型化が進んで部品の搭載数が増えると、さらに全体の発熱量も増加します。
この熱は、機器の誤作動や寿命の短縮を招きますので、これを効率よく放散させるために金属ベースのプリント配線板が注目されています。
このタイプの基板はIMS(Insulated Metal Substrate)と表記されることが多く、そのメタルには銅やアルミニウム、鉄などが採用されます。なかでも軽量かつ比較的安価なアルミのIMSは様々な用途で使用されています。
一般的なアルミIMSはアルミ板の表面に絶縁樹脂の層を形成し、その上に回路形成用の銅箔を配した3層構造の複合材です。銅箔(回路)に搭載された部品が発する熱を、樹脂層を介してアルミ板へと逃がすわけです。
|