平成27年2月10日
利昌工業株式会社

リショーエポキシモールド製品の統一ブランドとして

rishocast

の商標を登録しました

変圧器

▲変圧器

計器用変成器

▲計器用変成器

モルコン

▲高圧進相コンデンサ

樹脂がいし

▲樹脂がいし

 

リショーエポキシモールド製品の統一ブランド

 

 この度利昌工業は、変圧器、計器用変成器、高圧進相コンデンサ、樹脂がいし、樹脂ブッシングといった、利昌工業の注型技術(Casting Technology)に基づく製品に冠する統一ブランドとして「リショーキャスト/RISHOCAST」という商標を登録いたしましたので、ご報告申し上げます。

 

我が国初の絶縁方式

 

 利昌工業は、1953(昭和28)年に我が国で初めて計器用変成器(以下、CT/VT)のモールド化に成功しました。

 これは巻線を樹脂の中に完全に埋没させて絶縁するもので、CT/VTの絶縁信頼性向上に大きく寄与し、当時問題となっていた自然劣化による絶縁破壊や、雷撃による故障が、3分の1に減少しました。

 そして現在、30キロボルト級までのCT/VTにおいては、この絶縁方式が主流となっています。

 

▲ポリエステルモールド計器用変成器
(1953〜1960年)

 

 当初はポリエステル樹脂で絶縁しておりましたが、その後、この方式により適したエポキシ樹脂が登場しましたので、現在は製造しておりません。

 

電気機器のモールド化に取り組んで60有余年

 

モールド変圧器 モルコン パルス変圧器
1973年
我が国で初めて配電用の変圧器をモールド化
1985年
世界で初めて高圧進相コンデンサをモールド化
2008年
パルス変圧器をモールド化。
管見の限り世界初であると思われます

 

 利昌工業では、その後も受配電設備に使用される電気機器のモールド化に積極的に取り組みます。

 

 1973(昭和48)年には、受配電用変圧器のモールド化に、我が国で初めて成功。さらに1985(昭和60)年には、高圧進相コンデンサのモールド化に、世界で初めて成功しました。

 また、2008(平成20)年には、大電力高周波管(クライストロン)にパルス電流を供給するパルス変圧器のモールド化にも成功しています。

 

 このように、利昌工業は60年以上にわたって、絶縁に油を使用しない、防爆・防災型の電気機器の開発・製造に携わってまいりました。

 

 今後は「RISHOCAST / リショーキャスト」のブランドとともに、更なるご愛顧を賜りたく、お願い申し上げます。