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100%-CNF フレームロードバイクを展示いただきました

100%-CNF フレーム
ロードバイクを展示いただきました

西日本最大級のスポーツバイクイベント

 先日、大阪千里の万博記念公園にて、西日本最大級のスポーツバイクのイベンである「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2026」が開催されました。
 これは、最新のMODE(流行)を発信するイベントとして、出展者は最新モデルの自転車や部品、工具、サービスなどを展示。
 RIDE(試乗)に関するイベントとして、来場者は気になる自転車で約2kmの専用コースを走る。というものです。

会場のようす

 また、国土交通省のGOOD CYCLE JAPANと銘打った自転車活用推進計画には、その一環としてサイクルツーリズムを活用した観光地域づくりがあります。
 この会場でも滋賀県の「ビワイチ」(琵琶湖一周サイクリング)をはじめ、各県による自転車観光誘致を目的としたブースが軒を連ね、それぞれのMODEを発信していました。

公園の入り口では太陽の塔とミャクミャクが出迎えてくれました。

100%-CNFフレームのロードレーサーも展示・試乗

 「地球をペダルによる友情の足跡で埋めつくすべく、民間大使として国際交流を深めよう」をテーマに活動されている日本アドベンチャー・サイクリストクラブ( J A C C / J a p a n Adventure Cyclist Club)様のブースでは、JACCのメンバーが自転車地球体験に使った自転車に加えて、ブナ(ヨーロピアンビーチ)や竹といった自然の材料を使ったSDGsな自転車を展示。そのひとつとして、利昌工業が製作したセルロースナノファイバー(CNF)100%からなるパイプをフレームにしたロードバイクも展示。多くの方々に試乗していただき、かなりの高評価を賜りました。

竹のロードバイクとヨーロピアンビーチのタンデムバイク(ふたり乗り)
竹とCNFのパイプ(右)と、CNFパイプを手にされるご来訪者
100%-CNFのロードバイク(手前)と竹のロードバイク どちらも試乗された方々から、かなりの高評価を賜りました。

100%-CNFスポーツバイクの仕様・諸元

 この100%-CNFロードバイクは、自転車工房Gerworks様(八尾市)の設計・製造によるもので、主な仕様や諸元は次の通りです。
 トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、シートステー、チェーンステーの各パイプは厚さ2mmの100%-CNFパイプです。フロントフォークのみカーボン製。
 ヘッドチューブ、ドロップアウト、シートチューブの先端、ボトムブラケットには、金属製の軸受けやブラケットが採用されています。
 各CNFパイプは、全体でアライメントを出すため、軸受けとあわせて専用の治具にセット。このあとパイプどうしの接合は、軸受けなどとともに、カーボンファイバーにエポキシ樹脂を含浸させたテープで巻くことで固定。この部分に、真空引きで気泡を抜きながら圧力をかけたあと、熱硬化させるとカーボン製のラグ(継手)のように仕上がります。このラグの表面を、ていねいに均(な)らしたあと、塗装します。
 こうしてでき上った10 0% – CN Fフレームに、11段スプロケット、油圧ディスクブレーキといった「シマノ105 R70 0 0コンポーネント」や30mmスリックタイヤを艤装。総重量は9.7kg(9.642kg)。

100%-CNFロードバイクの仕様、外観

走行テストの感想

 Gerworksの店主であるGerson氏による、未舗装路(グラベル)と舗装路(アスファルト)での走行テストを行いました。店主による個人的な感想ではありますが、次の通りです。
 グラベルでの走行は、スピードを出しても非常に安定しており、砂利道から伝わる高周波の「びびり」の多くが100%-CNFフレームで吸収される。アスファルト舗装路における時速40km以上の走行では、100%-CNFフレームは柔軟性と剛性のバランスが良く、高い走行性能をもたらす。

Gerson 氏

連絡先

 この100%-CNFバイクの販売店は、Gerworksの正規代理店である「銀輪亭」様(豊中市/電話 06-6854-4543)です。店主の出口隆二氏はJACCの事務局長でもあり、その昔、北米大陸8000kmを自転車で横断されたアドベンチャーサイクリスト界隈のレジェンドです。

出口隆二 氏

 【お問い合わせ先】
 サイクルショップ「銀輪亭」
 TEL:06-6854-4543
 〒560-0021 大阪府豊中市本町 5-8-50
 定休日:毎週水曜日 お盆・年末年始