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▲フィラメントワインディングパイプ |
製造方法
フィラメントワインディングとは、下図のように、ガラスロービング(粗紡糸)に樹脂を含浸させながら、テンションをかけ、型(マンドレル)に連続的に巻きつける製造方法です。
巻きつける際の角度を調整することにより、パイプの軸方向と周方向への強度を調整することができます。
マンドレルの形を変えることにより、直管、テーバー管、段付き管など、さまざまな形状のパイプを製造することも可能です。
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▲フィラメントワインディングパイプの製造方法(イメージ)
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用途
軽量かつ、機械的強度、電気絶縁性、耐薬品性、寸法安定性に優れますので、下記のような用途にご利用いただけます。
- フィルム・金属箔・繊維・紙・印刷物などを巻き取る芯
- 各種ローラー
- 各種絶縁筒
- 絶縁ワッシャ・絶縁ブッシュ
- 消弧室筒
- 絶縁操作軸
- 各種配管
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製造可能寸法
最大内径 |
600mm |
最小内径 |
40mm |
最大長さ |
4000mm |
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一般特性
品番 |
FW-3000 |
FW-2000 |
FW-1000 |
樹脂 |
エポキシ |
エポキシアクリレート |
ポリエステル |
基材 |
ガラスロービング |
ガラス含有量 |
% |
67.5〜72.5 |
比重 |
- |
1.90〜2.05 |
引張り強さ(長さ方向) |
MPa |
60〜360 |
50〜350 |
50〜350 |
曲げ強さ |
軸方向 |
100〜300 |
100〜300 |
90〜290 |
周方向 |
150〜500 |
150〜500 |
150〜500 |
圧縮強さ |
150〜250 |
150〜250 |
150〜250 |
☆上記の数字は、測定値の一例であり保証値ではありません。またガラスロービングの巻き角度・構成によっても変動します。

▲周方向・軸方向のイメージ
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