AC-7302(はんだクラック対策品)

カテゴリ: 電子材料

  • RISHOLITE

    AC-7302

    はんだクラック対策に好適

    λ=2W/mK

    • 絶縁層の厚み: 100 μm
    • 銅箔の厚み: 35 / 70 / 105 μm
    • アルミ板の厚み: 1.0 / 1.5 / 2.0 mm

材料構成

熱硬化後の絶縁層

非常に「しなやか」なため、アルミ板の熱膨張を吸収します。

これにより部品のはんだ付け部にかかるストレスが軽減され、はんだクラックの発生を抑制します。

はんだクラックが生じるイメージとその対策

耐はんだクラック性評価試験の結果

試験条件:マイナス40℃(30分)⇔プラス125℃(30分)×1000サイクル

 

はんだクラック対策品

 

比較材

用途

  • はんだクラックの緩和が必要な基板
 

長期信頼性試験

車載用途を視野に、試料を下記のような過酷な条件に置いた後、絶縁破壊電圧と銅箔引き剥がし強さについて、初期値と処理後の数値を比較しました。

  • 150℃に設定した熱風循環式オーブンの中に3000時間、放置する。
  • 温度85℃、湿度85パーセント(RH)に設定した恒温恒湿槽の中に3000時間、放置する。
  • マイナス55℃の雰囲気に30分間、続いて速やかに150℃の雰囲気に30分間、それぞれ放置することを3000回、繰り返す。

絶縁破壊電圧

銅箔引き剥がし強さ

さまざまな過酷な条件下で3000時間あるいは3000回サイクルを経た後でも、絶縁破壊電圧では5万ボルト/ミリメートル以上、銅箔引きはがし強さにおいては1000ニュートン/メートル以上の性能を保持しているという結果を得ました。

耐マイグレーション性

試料を、温度85℃/温度85%の環境下に置き、貫層方向にDC100V(銅箔+/アルミ板−)を印加した際の抵抗値を測定しました。

耐マイグレーション性

▲湿度が高い環境下にあっても、AC-7302は接続信頼性に優れるという結果を得ました。

一般特性

試験項目 単位 処理条件 7302 備考
熱伝導率 レーザーフラッシュ法 W/mK A 2 絶縁層のみで評価
ガラス転移温度(DMA法) A 165
熱膨張係数 α1 ppm/℃ A 35
α2
貯蔵弾性率 -40℃ GPa A 5
25℃ 0.08
125℃ 0.004
熱伝導率 TIMテスター法 W/mK A 2 アルミベース基板で評価
銅箔引き剥がし強さ 35μm kN/m A
70μm 1.5
105μm
はんだ耐熱性 300℃ sec. A 300<
難燃性 UL94 V-0相当

上記の数値は、測定値の一例であり、保証値ではありません

標準仕様

項 目 仕 様
絶縁層の厚み (μm) 100
銅箔の厚み (μm) 70
アルミ板の厚み (mm) 1.5
寸法 (mm)  510mm × 510mm 340mm × 510mm ほか