■アルミベース基板と表面実装型部品
高輝度LEDやパワー半導体といった稼働時に高い熱を発する部品は、熱の放散性に優れたアルミ板など、金属ベースのプリント基板に搭載されることが多くなっています。
また、機器の小型・薄型化にともない、最近の電子部品はリード線のないものが多く、直接プリント基板にはんだつけされています。一例をあげると、昔の抵抗はピーナッツのような恰好をしていて、リード線を介してプリント基板にはんだつけされていましたが、最近のものはリード線がない数ミリ角のチップ型で、これが基板に直接はんだつけされています。

このタイプの部品は表面実装型部品(以下、SMT部品)と呼ばれています。
微細なSMT部品をアルミベース基板にはんだつけする際には「はんだクラック対策」が大切になります。

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