■薄型化による熱抵抗の低減
一般的に繊維強化された高熱伝導プリント配線板材料の多くは、ガラス不織布をガラス布で挟んだ構造のCEM-3と呼ばれるタイプで、おのずと1mm程度の厚さとなります。
いっぽうガラス布のみで構成される利昌工業の材料は厚さ0.1mmにすることができます。このため熱の抜けが良い、つまり「熱抵抗の低減」を図れるのが特長です。
すぐれた熱伝導性と低い熱抵抗。これらの相乗効果で、発熱部品を搭載する基板を、金属製の筐体などに密着させて、ここに熱を逃がすと、簡便で効率の良い放熱設計が実現します。
|