HOME > 製品案内 > エポキシモールド電気機器 > 取扱い説明
リショーキャスト計器用変成器は、巻き線をエポキシ樹脂で真空注型する方法で絶縁しておりますので信頼性の高い製品ですが、安全にご利用いただくため本稿をよくお読みの上、正しいご使用をお願いいたします。
使用方法を誤りますと、感電や火災に至る危険があります。
設置場所
- 周囲温度:-20℃〜40℃ (平均温度:35℃以下)
- 高度:1000m以下
- 潮風・雨・雪・日光の当らない所(湿度:90%以下で結露なきこと)
- 過度の水蒸気・油蒸気・爆発性ガス・可燃性ガス・腐蝕性ガスの発生しない所
- 過度の塵埃・異物の無い所
- 過度の振動・衝撃の起こらない所
設置方法
- ケーブルやブスバーの荷重が直接製品にかからないように取り付けて下さい。
- 一次リード線やブスバーは接続端子部を除きモールド表面から十分離し、コロナが発生しないようにご注意下さい。
- 各種リード線は端子に正しく接続して、モールド表面に接近させないで下さい。
- 結線は端子記号、銘板の結線図にしたがって正確に行って下さい。
- 接地形計器用変圧器の一次接地側端子は確実に接地して下さい。
- 二次の接地側端子および本体取付ベース(フレーム)は確実に接地してください。
- ケーブルやブスバー、リード線を止めるボルト・ナットは確実に締めつけて下さい。
- 安全のため知識と技能を有する人が行ってください。
- 大型品(概ね40kg以上)は地面に対して垂直あるいは逆さに取りつけないでください。
保守・点検
- 月に一回、異常音・過熱・腐食・過度の汚損等がないか点検を行って下さい。端子部分に温度ラベルを付けることをお勧めします。
- 最低年に一回、使用を一時中断し、表面のほこり、異物を乾いた布で拭き取って下さい。その際、外観、鉄心・ボルトの弛み等を点検して下さい。
保守点検の詳細はこちらをご参照ください。安全のため知識と技能を有する人が行ってください。 |