どんなモノを創っていますか?

配電盤に組み込まれる計器用変成器などの設計、開発をしています。
計器用変成器は電力の計測や回路の事故検出などに使用する機器です。
高電圧または大電流で送られてくる電気を、計測器や継電器で使用する低電圧、小電流に精度良く変換するとともに、絶縁を保ち安全に測定できるようにします。
取り扱う電圧、電流は数万ボルトまたは数万アンペアに至るものもあり、一つ間違えると大事故に繋がりかねない重要な機器です。
責任重大ですが社会インフラの一端を担うという、やりがいも大きい仕事です。

仕事で大切にしているコトは?

やはりお客様に満足していただくために、設計内容には常に気を配ります。
当社の変成器は、コイルを金型にセットし樹脂を流し込んで製品を作ります。
金型は一度作ると中々大きくは形状を変更できないため、設計段階で過去の実績と照らし合わせたりしながら、妥当性を十分検証した上で製作に入ります。
金型完成後も、その中に入れるコイルの巻き数や絶縁材料、構造などのちょっとした違いによって性能に大きな差が出てくるので、何通りも試作を繰り返したりしながら、品質を向上させていきます。
製品が完成しても、それで終わりではありません。効率良く安定した生産が出来る方法を工場の皆さんと検討を重ねます。
加工や組立てをしやすくするための治具（ じぐ） を設計するのも仕事のひとつです。

RISHOってどんなトコロ?

やる気のある人には、早い時期から仕事を任せてもらえます。
さらに私の部署では、変成器の製造工程すべてに関わりますので、モノづくりの醍醐味をまるごと実感できます。
設計や製造の場では問題にぶつかることも多いのですが、困った時は経験豊富な上司にアドバイスをいただいています。